学生さんへ♡ 国家試験合格祈願!!

入職3年目 キャリアの悩み 

助産領域の分野は幅が広いですよね。あなたに好きな分野はありますか?

キャリー

同期同士で「どの分野好き~?」とよく話していたのが懐かしいです。


当時(入職3年目)のキャリアの悩みとコンプレックスをさらけ出し(笑)どのようなキャリアを描いて今にいたるかを記事にまとめたいと思います。

この記事は、下記のような方におススメです。

  • 助産師のキャリアに迷っている人
  • 得意分野が見つからなくて悩んでいる人
目次

ある日の同期会、話題は将来のキャリアについて…

同期A

おっぱいケアが好き!いつか開業して母乳専門の助産院を開きたいんだ~

同期B

私はお産が大好きだから、分娩係の日は本当に楽しい!

同期C

私は地域で新生児訪問とかしたいな~産後ケアにも興味があるな~

同期D

私は、来年NICUに異動して、新生児のケアも集中して勉強したい!!

同期

キャリーはどの分野が好き?

キャリー

私には特定の分野にやりがいやこだわりがなく…どれも、嫌いじゃないし、それぞれに楽しいところがあると中途半端でふんわりと働いていました。だからこそ…この質問にどう答えていいか分かりませんでした。


同期はそれぞれにやりたいことや好きなことが明確で、進学することを目標にしている同期や結婚・妊娠と人生の節目を迎えた同期もおり、私には何もないことがとてもコンプレックスでした。

キャリア面談 

特に入職3年目のキャリア面談の時期は、自分が何がしたいか、将来の目標が分からなくて悩んでいました。

師長

キャリーさんは、将来どんな助産師になりたいの?

キャリー

分かりません…

私はこの問いかけに答えられませんでした。涙の目の私が顔上げると師長さんの反応は…爆笑(笑)

爆笑する師長さんに

キャリー

私は真剣に悩んでいるのに!!

ってその瞬間は怒りすら覚えたのですが、その後の師長さんの言葉に救われました。

救われた師長さんの言葉

同じように、助産師として自分の得意や強みが分からないと迷っている後輩助産師さんがいたら、師長さんの言葉ですが、紹介させてください。

「助産師3年目で何を悩んでいるの!助産はいうならば、海なのよ。広いし、深いの。周りが、スキューバダイビングを楽しんでいて、キャリーさんは、自分自身が潜れず溺れているって悩んでいるのね。キャリーさんは分娩介助もおっぱいケアも、妊婦さんのケアや母親学級とかの保健指導も楽しそうにしているわよ。いい意味でこだわりがなく、いろいろなことに興味を持って取り組む姿勢を私は評価していますよ。だから、どこの海にも泳いで行ける自由さがある。たくさん経験して、ジェネラリストを目指してみたら?自由に泳いでいたら、お気に入りの海を見つけて潜りたくなるかもしれないし、もっともっと広い海に泳いでいってもいい。特定の分野でスペシャリストにもなれる。そんな、あなたが自由で羨ましいわ。だから、つまらないことで悩まなくていいのよ。若くして、目指したい分野や目標があるのは素晴らしいことだと思うけど、助産師が好きで、これからも助産師を続けるなら回り道してもいいじゃない。」

師長さん

この言葉は6年経った今も覚えていて、心の支えになっています。

まず、自分の働いている様子をちゃんと見てくれていて、助産師としての成長を見守ってくれていることが、すごく嬉しかったです。

そして、得意がないという私の強みのを見出し、助産師としてジェネラリストを目指すという選択肢を教えてくれたこと。

キャリー

師長さん、本当に感謝しています。

同期と比較しなくていい

同期とは支え合いながら、切磋琢磨してきました。かけがえのない存在です。

ですが…誰も同期と比べていないのに、自分で比較の対象にして落ち込みがちです。

後輩の悩みを聞いていると、いつも比較の対象に同期があがるほど、みんな同期と比較しがちだなっと最近よく思います。その気持ちすごくわかるって思う反面、その悩みは助産師を続けているとなくなってくるよ!!って伝えたい。

実際、私はアドバンス助産師になった6年目くらいから、同期と比較しなくなりました。

同期がそれぞれの道に分かれだしたのもあって、比較対象が同期じゃなくなった。

そして、比較しなくてもいいということに気づいたし、自分が助産師として対象者にどんな価値を提供できるかが、1番大切なことと気づいたから。

キャリー

だから、今日も私らしく必要とされる方に助産ケアを行います。

現在、そしてこれからのキャリア像

私は助産師のジェネラリストを目指して日々精進しています。

そのため、今の環境が自分のキャリアに合っていると考え、働き続けていますが…もし他のことに興味が出て、今の病院では、できないことが見つかったら、きっと転職も視野に助産師の可能性を探っていくと思います。

まとめ

今日は、入職3年目当時のお悩みを紹介しました。私のような悩みを持っている方は少ないかもしれませんが、後輩に伝えたいことをまとめると…

  • 同期と比較しなくていい→比較するなら、過去の自分が助産師としてどのように成長したか
  • スペシャリストはカッコイイが、ジェネラリストという選択肢もある

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

地域周産期センターで働くアドバンス助産師です。今春、助産師9年目になりました。コロナ渦で、オンラインという形で助産実習に関わりました。実習が満足にできない環境で、努力されている助産学生さん、新人助産師さんの役に立ちたいという思いで、このブログを立ち上げました。8年間助産師をしてきた私のマインド、考え、情報を発信していきます。

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